古くなってきた業務用発電機を買い替えようとお考えの方はいませんか？
古い発電機を使い続けていると、故障・劣化による液漏れなどが発生しやすくなりとても危険です。
発電機を快適に使用するためには、使用燃料や機能にもこだわりながら買い替えましょう。
今回は業務用発電機を買い替えるときに押さえておきたい選び方のポイントを解説します。
発電機について
まずは発電機の特徴について押さえておきましょう。
発電機とは？
発電機は電気を発生させる機械・設備のことで、電源を使用できない場所で電気を使用した作業が必要な状況では欠かせません。
なお発電機には大きさ・使用する燃料などによってさまざまなタイプがあるため、用途に合ったものを使用する必要があります。
買い替えのタイミングは？
発電機には寿命があり、使用できなくなったら買い替える必要があります。
ある日突然壊れてしまったという事態を防ぐためにも、日ごろから点検・メンテナンスを行い、買い替えのタイミングが訪れたら早めに買い替えを検討しましょう。
発電機の法的耐用年数は15年と定められていますが、実際には10年ほどで故障するケースもあります。
使用年数が10年を超え、劣化がみられてきたら買い替えのタイミングかもしれません。
業務用発電機の選び方
業務用発電機にはさまざまな種類があるため、買い替えの際に悩んでしまいますよね。
ここでは用途に合った発電機を見つけるための選び方をご紹介します。
使用燃料
発電機の使用燃料は主にディーゼル（軽油）・ガソリン・ガスの3つです。
| 燃料の種類 | 主に使用される発電機 | 特徴 |
| ディーゼル（軽油） | 大型発電機 | ガソリンに比べてランニングコストが安く済む |
| ガソリン | 小型発電機 | 定格出力の幅が広く、用途に合ったものを選びやすい ランニングコストがかかる |
| ガス | 携帯型発電機 | ホームセンターなどでも買える手軽さが魅力、劣化しにくい発生する電力は少なく業務用には不向き |
燃料によって出力できる電力やランニングコストに違いがあります。
騒音
一般的に大型発電機は騒音が大きく、使用できる場所が限られます。
一方、小型発電機は騒音がそれほど大きくないため、使う場所を選びません。
ただし全く騒音がないというわけではないため、状況によっては近隣から苦情が発生することもあります。
騒音をあまり発生させたくない場所で使用する場合は、低騒音タイプの発電機を選びましょう。
構造
発電機は構造の違いによって主に3種類に分けられます。
|
特徴 | |
| スタンダードタイプ | 低価格で発電のコストパフォーマンスが良く、電気の質が低いため、PCなどの精密機械には使えない 使用エリアに合わせて50Hzタイプか60Hzタイプを選ぶ | |
| インバーター搭載タイプ | 発電機で発生させた機械をノイズの少ない良質な電気に変換できる。 精密機械や日常的に使う家電にも使用可能 導入コストが高く、発電のコストパフォーマンスは低い | |
| サイクロコンバーター搭載タイプ | 50Hz・60Hzどちらの周波数でも使用可能で、発電のコストパフォーマンスがよく、大量の電力を使用する場面に適している PCなどの精密機械には使えない |
精密機械などに使用する目的がなければ、導入コストの低いスタンダードタイプでも問題ないでしょう。
ただし精密機械や一般的に使う家電に使用する場合は、インバーター搭載タイプが必要となります。
使用用途に合わせて発電機の種類を選びましょう。
用途による電力
発電機によって発生させられる電力は異なります。
使用する機器の使用電力を確認し、それに見合った出力の発電機を選びましょう。
なお確認すべきなのは消費電力よりも起動電力です。
なぜなら電化製品は使っているときよりも起動するときに多くの電力を必要とするからです。
おもな起動電力は以下を参考にしてください。
| 電気スタンド | 20W | |
| ノートパソコン | 80W | |
| 電気ストーブ | 750W | |
| 電気ケトル | 1200W | |
| 掃除機 | 1300W | |
| 電子レンジ | 1450W | |
| 電動ドリル | 1100W | |
| インパクトレンチ | 1300W | |
発電できる電力が多いほど使用できる機器の幅が広がりますが、その分導入コストも高くなります。
予算と用途に合ったちょうどいい発電機を選ぶのが重要です。
古い発電機は買取に出そう
買い替えの際に困るのが、不要になった古い発電機の処分です。
業務用発電機は大型のものも多く、処分するのにもお金と労力がかかります。
古い発電機を処分するなら買取に出すことを検討してみてはいかがでしょうか。
買取なら処分にかかる費用を抑えられ、買取で得たお金を新たな発電機の購入資金に充てられます。
また大型発電機も扱う専門業者であれば、搬出や輸送まで任せられるので安心です。
まずはいくらで売れるのか、業者に見積もり相談してみましょう。
大型発電機の買取についてはこちらの記事を参考にしてください。
大きすぎて処分に困る…大型発電機を買取に出す際の方法や注意点をご紹介
業務用発電機の買取なら無限堂へご相談を！
今回は業務用発電機を買い替える際の選び方について解説しました。
発電機を買い替えるなら、用途に合わせて種類を選ぶことが重要です。
今回の記事を参考にしながら、自分に合った発電機を見つけてみてください。
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