不要な工場設備はどう処分すればいい?処分方法・手順を分かりやすく説明

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2024年3月22日

「工場設備を処分したいけど、どのような手順で処分すればいいか分からない」

「工場をたたむため。処分方法を知りたい」

このようなお悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?

今回は、工場設備の処分方法・手順についてご紹介します。

工場設備の処分について

工場

工場設備を廃棄するとき、大型の機器などは「産業廃棄物」に該当します。

産業廃棄物は廃棄や運搬の際に特別な許可が必要で、一般ごみとして出したり、市町村に回収を依頼したりすることができません。

なお、万が一不適切な方法で廃棄した場合は、重い罰則が課せられることもあるのです。

会社の信用にもかかわりますので、法令を遵守して適切な方法で処分しましょう。

処分する工場設備の例

以下の工場設備は産業廃棄物に該当するため、処分方法に注意しましょう。

    研削盤
    プレス
    切断機
    鉄骨切断機
    測定器
    施盤
    NC施盤
    フォークリフト
    コンプレッサー他にも産業廃棄物となる工場設備はあります。

    自社で処分したい工場設備がどのような扱いになるのか、確認しておくといいでしょう。

    工場設備の処分方法

    PLAN

    工場設備を処分する方法は主に以下の3つが挙げられます。

    廃棄

    古くなった機器や故障した機器は廃棄処分をするのが一般的です。

    なお、廃棄処分は無料でできるわけではなく、それなりにコストがかかります。

    そのため、処分するための資金を用意したうえで業者に依頼しましょう。

    引き取り

    機器のメーカーや販売店によっては、不要になった機器を引き取り(下取り)してくれるサービスがあります。

    買い替えを決定したうえで無料回収してくれるケースや、有料にはなるものの良心的な価格で取引してもらえるケースもあります。

    ただし、こちらのサービスは買い替えを前提とした場合がほとんどです。

    新たな機器の購入を考えてない場合、メーカー・販売店による引き取りは現実的ではありません。

    売却

    処分したい工場設備の状態によっては、買取やリサイクルができる場合があります。

    なお、買取の対象となりやすい機器の特徴は以下の通りです。

      比較的年式が新しい
      定期的にメンテナンスされ状態がいい
      人気のメーカー
      故障や不具合が少ない
      外観に傷や使用感が少ない
      付属品がほとんど揃っている買取できる場合は機器を廃棄処分する必要がなく、別の工場で再利用できる可能性もあります。

      処分費用を抑えられるだけでなく環境にも良いため、買取まで対応した業者を選ぶといいでしょう。

      工場設備を処分する際の注意点

      注意点

      続いて工場設備を処分するときの注意点をお伝えします。

      無許可の違法業者に注意

      不用品回収業者を探していると、格安で引き取ってもらえる業者に出会うことがあります。

      できるだけ安く処分したいと考えている場合は、そのような業者に依頼したいと考えるでしょう。

      しかし、中には産業廃棄物収集運搬許可を持たず無許可で営業している業者もあるのです。

      もし不適切な方法で処分した場合、その業者だけでなく依頼側に責任が問われる可能性もあります。

      依頼した業者が信用できるか、きちんと許可を得ているのか依頼する前に確認しましょう。

      搬出・輸送方法を検討する

      工場設備は、大型のものや重量のあるものも多く、それらを自分たちで搬出するのは大変です。

      また買取業者に持ち込む場合、機器を業者のところまで運ぶ必要があるため、輸送費もかかります。

      出張査定に対応した業者や、工場まで引き取りに来てもらえる業者もあるため、自力での輸送が困難な場合は検討してみてください。

      処分する時期を明確にしておく

      工場をたたむ場合は、期日までに工場を立ち退く必要が出てくることもあるでしょう。

      その場合は早急に工場設備を処分しなくてはならないため、対応がスピーディーな業者がおすすめです。

      なお、処分する時期が分かっている場合には、早めに見積もりをして業者を決めておきましょう。

      処分する日付をあらかじめ業者と相談しておくと安心です。

      工場設備の処分はどこに依頼できる?

      工場設備②

      実際に工場設備を処分したいと思った場合、どこに依頼すればいいのでしょうか。

      ここでは依頼先の特徴やメリット・デメリットをお伝えします。

      中古機械の買取専門業者

      工場設備の知識を持った専門業者に依頼すれば、幅広い機器の買取・処分に対応してもらえるでしょう。

      クリーニングや修理も行なっているため、多少の不具合であれば買い取ってもらえることもあります。

      ただし、あまりに状態の悪いものは引き取りの対象にならない場合もあるので注意が必要です。

      不用品回収業者

      不用品回収業者の中には、工場設備の買取・処分に対応しているところもあります。

      ただし、専門業者に比べると買い取り対象となるメーカーや種類が限られており、値段がつかない場合も多いでしょう。

      しかし、不用品回収業者は設備だけでなく幅広い不用品をまとめて回収してもらえます。

      工場を閉業するときなど、多くの不用品を処分したい場合には効率的かもしれません。

      工場設備の処分・買取をご検討の方は無限堂の工場設備のページもご覧ください。

      工場設備を処分するなら無限堂がおすすめ

      工場設備③

      今回は工場設備を処分する方法やその際の注意点を紹介しました。

      工場設備は一般ごみではなく産業廃棄物に該当するため、許可を得た業者に依頼して適切に処分する必要があります。

      無限堂では幅広い工場設備の買取に対応しており、工場設備を丸ごと買取が可能です。

      無料出張査定にも対応しているため、まずは見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。

      詳しい買取方法やおおよその価格などは、無限堂までお問い合わせください。

      また、以下の記事では工場でよく使うエアーコンプレッサーについて紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。

      古い機械は買取に!エアーコンプレッサーの特徴を種類別にご紹介

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