【買取でお得に買い替え】溶接機の種類ごとのおすすめポイントを解説

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2022年7月22日

溶接機を買い替えたいが、どの種類を購入すればいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

溶接機を買い替える際は、機器の種類を把握しておくことがおすすめ。

今回は、どれにしようか悩んでいる皆様に向けて、溶接機の種類ごとのメリット・デメリットについて解説いたします。

【買取でお得に買い替え】溶接機の種類ごとのメリット・デメリットをご紹介

メリットデメリット
溶接機とは、高温で金属同士を溶かし結合する、鉄骨などを溶接するといった場合に必要な機器です。

アーク溶接機や半自動溶接機、TIG溶接機などいろいろな種類があり、それぞれメリット・デメリットが存在します。

上記の内容を知ることで、正しい溶接機が選べ、高クオリティ化、並びに最適経費の実現が可能となるでしょう。

そこで今回は、溶接機の種類ごとのメリット・デメリットをご紹介します。

ぜひ、溶接機の買い替えの参考にしてみてください。

アーク溶接機

アーク溶接機とは、アーク放電を火元として溶接を実施する機器。

製造現場などにおいて、1番使われている溶接機です。

そのため、建築物や自動車、鉄道車両など、多くの場面で活躍しています。

また、アーク放電の熱度は約20,000度となっており、太陽の表面熱度を超えるほど高いため、あらゆる母材を結合できます。

※母材・・・溶接あるいはカットされる材料のこと。

アーク溶接機は、溶極式と非溶極式の2タイプに分けられます。

今回は、例として溶極式の「被覆アーク溶接」のメリット・デメリットについてご紹介。

 

■アーク溶接機(被覆アーク溶接)のメリット

・外の環境に影響されにくいため、室外で作業ができる
・手作業が想定されており、構造や素材に影響されず溶接ができる
・設備金額が安く保守検査も簡単

■アーク溶接機(被覆アーク溶接)のデメリット

・溶接スピードが遅い
・作業熟練度により出来栄えが変わる
・多くのヒュームが生じる
・スラグの片付けが必須

半自動溶接機

半自動溶接機とは、装備された溶接ワイヤーがオートマチックに供給される手動機器のことです。

溶接ワイヤーがオートマチックに供給されるため、割かし経験の少ない方でも溶接仕事を円滑にこなせます

また、使うガスを変更すれば、いろいろな金属に対応可能です。

半自動溶接機は、溶接スピードが速く、広い範囲の作業もカバーできるため、建築現場やトラック修理にも活用できます

半自動溶接機は、ガスシールドアーク溶接とノンガス溶接の2タイプがあります。

今回は、例としてガスシールドアーク溶接の「CO2溶接」のメリット・デメリットについてご紹介。

 

■半自動溶接機(CO2溶接)のメリット

・アークの状況をチェックしながら作業ができる
・薄鋼板の溶接に適任である
・炭酸ガスが安く、維持費を軽減できる

■半自動溶接機(CO2溶接)のデメリット

・シールドガスを使うため、風の影響されやすく、ブローホールなど溶接の欠点が生じやすい
・厚鋼板の溶接に不適任である
・一酸化炭素が生じるため、吸い込む危険性がある(十分な換気が必要)

TIG溶接機

TIG溶接機とは、アーク溶接のひとつで、放電用電極としてタングステンを使い、シールドガスの不活性ガスを活用した溶接方法

※不活性ガス・・・ヘリウムガスやアルゴンガスなど

 

■TIG溶接機のメリット

・不活性ガスを使うため、スパッタがほとんどでない
・溶接後の出来栄えがきれい
・電極の消費が僅かなため、長い時間溶接ができる
・複雑な形や薄銅板など適確な溶接ができる

■TIG溶接機のデメリット

・不活性ガスが高額、溶接スピードが遅いことで経費がかかる
・ガスを使うため、風に影響されやすい
・溶接スピードが遅く、大量生産には不適任である
・クオリティが作業熟練度に影響されやすい

スポット溶機接

スポット溶接機は、溶接する金属の上下部から電極を当て、大電流を通すことで金属を溶接する機器。

大電流を通したときに、金属同士に熱が加わり金属が溶け結合します。

スポット溶接機は、家電や自動車、建築パーツなどの製品で使用されています。

 

■スポット溶接機のメリット

・消費パーツが少ない
・異材の溶接に適任である
・溶接スピードが速い
・溶接方法と比べて、実施者の技量に依存しない
・オートマチック化しやすくFA(ファクトリーオートメーション)に適任である

■スポット溶接機のデメリット

・電力設定が大きく、一次電源まで含めると機器が高額
・十分な非破壊チェックがない
・母材の材料、厚さにより電極を変更する場合がある
・反射的に高電流が生じるため、他の電気機器に影響がでる

YAGレーザー加工機

YAGレーザー加工機は、YAGを使用した固体のレーザー光線です。

レーザー光を一方向に集めて金属に照らし、金属を凝固・溶融することで結合する接合方法

※YAG・・・ガーネットやイットリウム、アルミニウムといった複合酸化物の結晶のこと

 

■YAGレーザー加工機のメリット

・手を加える時間が短い
・異材の接合ができる
・磁力や電気に影響されない

■YAGレーザー加工機のデメリット

・他の溶接方法と比べて、設備導入にコストがかかる
・パーツ同士のすきまが大きいと、ブローホールやクラックが生じる
・溶接部分において、高精度のパーツが必須

溶接機の買い替えは高価買取の無限堂へ

溶接機を買い替える際は、買取の活用がおすすめです。

古くなった溶接機を買取に出すことで、新しい機器の買い替え資金の足しになります。

また、買取業者を活用する際は、溶接機の買取実績が豊富な専門店に依頼しましょう。

それにより、正確な買取額を算出してもらえる可能性が高いです。

無限堂では、溶接機をはじめとする工作機械の買取も対応しており、高価買取も実現しています

気になる方は以下のページを参考にしてみてください。

無限堂の溶接機買取についてはこちら

古くなった溶接機を買取に出して新しく買い替えよう!

溶接機①

今回は、溶接機の種類ごとのメリット・デメリット、そしておすすめする使用方法について解説しました。

ぜひ、新しい溶接機を購入する際のご参考になれば幸いです。

また、古い溶接機は無限堂にて高価買取いたします

無限堂の買取が気になる方は、下記のサイトをご参照ください。

無限堂公式のお問い合わせはこちら

不要になった溶接機を処分する要点を知りたい、高価買取を実現したいという方は、以下の記事で詳しく解説しております。

高価買取を実現!不要になった溶接機を処分する際のポイントとは

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