長年使用しているプラスチック粉砕機の調子が悪く、買い替えを検討している方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
そのような方に向けて、今回はおすすめのプラスチック粉砕機メーカーについてご紹介します。
買い替えを検討している方には、買取業者の活用がおすすめです。
今回はおすすめのメーカーの紹介にあわせて、買い替え時には買取業者への売却をおすすめする理由についても解説していきます。
プラスチック粉砕機を選ぶ際のポイント
以下ではプラスチック粉砕機を選ぶ際のポイントを６項目お伝えいたします。
ご自身の持っているプラスチック粉砕機をよく確認しましょう。
〇処理対象物を確認する
粉砕機は主にペットボトルや硬質プラスチックの処理に使われます。
処理する対象物によって使用する機種が異なるため、まずはそちらを選定しましょう。
〇残液があるかどうか
残量や汚れがあるプラスチックを粉砕するためには除湿式粉砕機が必要です。
そのためプラスチック容器に残液があるのかどうかを確かめることは非常に重要です。 残液や汚れのあるプラスチック容器を粉砕する場合は湿式粉砕機を使用します。
湿式粉砕機は粉砕室がステンレスなどサビに強い素材で作られており、粉砕と同時にPETフレークの洗浄も行ってくれます。
粉砕時に水を使用するため、排水設備、脱水設備が必要です。
一方、ペットボトルに残液が残る可能性がなければ、乾式粉砕機の方が低コストで導入できます。
〇処理量で選ぶ
プラスチック粉砕機を選ぶ際はどれだけの量を粉砕するのかを知っておくことも大切です。
量が大きければ大きいほど処理能力が高い機種が必要になります。
〇粉砕後の粒度で選ぶ
粉砕後の粒の大きさは、10mm前後のものが一般的です。
粉砕後の大きさが20mmよりも大きい場合は、破砕機を選んだ方がよい場合もあります。
また粉砕後のサイズにばらつきが出てしまう製品もあります。
粉砕後の粒度などを入念に確認しながら選ぶようにしましょう。
〇防音設備で選ぶ
粉砕機は高速回転するため粉砕音が大きくなります。
作業場の環境によっては防音室を設置する必要があるため粉砕音にも気をつけましょう。
〇回収方法で選ぶ
粉砕後のプラスチック容器はマテリアルリサイクルされます。
粉砕物の処理量が多いのであれば回収設備をつけた方が効率的です。
プラスチック粉砕機の有名メーカーとは？
次はプラスチック粉砕機の有名メーカーについて紹介します。
ぜひメーカーの特色を見て自分に合った粉砕機を探してください。
〇三庄インダストリー株式会社
三庄インダストリー株式会社は粉末成形機の販売を主軸にしながら、安くて能力の高い粉砕機の販売を開始しています。
乾式衝撃式粉砕機を主軸に粗粉砕～微粉砕まで幅広く対応しており、投入・粉砕・回収装置の設計販売も行っています。
〇株式会社ホーライ
株式会社ホーライは1馬力の小型ランナー専用粉砕機から300馬力クラスの大型破砕機まで幅広く取り揃えています。
| Pシリーズ | ヘリカルカッティング方式で低騒音・低振動のランナ用粉砕機 |
| Vシリーズ | 大きな成形品・ランナーをスピーディーにパワフルに粉砕 |
| Uシリーズ | あらゆる粉砕に適したワイドバリエーションシステム |
| Zエースシリーズ | 優れた喰込み性を発揮してビックボリュームの成形品も難なく粉砕 |
| FGシリーズ | ヘリカルカッティング方式で低騒音・低振動のフィルム用粉砕機 |
| BOシリーズ | フィルム・シート（硬質・軟質・厚物・薄物）を効率良くスピーディに粉砕 |
| PIシリーズ | ヘリカルカッティング方式で低騒音・低振動のシート用低形粉砕機 |
〇株式会社カワタ
持続可能な社会のためのリサイクルに力を注いでおり、以下の３つを取り入れた粉砕機を販売しております。
・新構造の負荷分散型微粉砕刃の採用で粉砕効率UP
・高効率モータ(IE3・GB2)の採用
・ダストシール機構の改良で異物混入を低減
できるだけ機械に負荷のかからないような製品、かつ高性能な粉砕機を取り揃えております。
プラスチック粉砕機製品ランキング
最後に、プラスチック粉砕機製品ランキングを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
第1位 実験用粉砕機 遊星型ボールミル premium line P-7
こちらの製品は従来の遊星型に比べさらに自転・公転数を高めることができる製品です。
さらに最大97Gもの大きな力で粉砕する事ができるパワフルな製品です。
第2位 マキノ式粉砕機 DDシリーズ
『マキノ式粉砕機 DDシリーズ』はモーター直結の回転板が伝導ロスを軽減し、 同時に構造の簡略化によりコストダウンも実現した粉砕機です。
回転板に取り付けた駒は焼入れをしているため、摩耗しにくく、優れた耐久性も実現されています。
また、より高品質な微粉砕を実現しており、従来機から駒の形状を変更しています。
加えて、こちらの商品には6つの強みがあることをご存じでしょうか。
・構造の簡略化で約30％のコストダウン
・ベルト調整などのメンテナンスが不要
・駒に特殊鋳鋼を採用し、消耗品が長寿命化
・能力アップは、モーター交換のみで可能
・発生騒音・風量が減少
・回転数変更はインバーターで簡単
このようにマキノ式粉砕機 DDシリーズには無駄が少ないという強みがあり、非常に優れた製品です。
第3位 粉砕機のレンタル
破砕機の選定は、被処理物や処理能力・使用条件などによって変動するため難しいです。
粉砕機の剪定に迷っているのであれば、まずは粉砕機をレンタルして性能を確かめてから実際に購入することもおすすめします。
自分の好み、用途に合っていない粉砕機を買うよりもいろんな製品を試すことで、適正を見極めることになり後悔しない購入につながります。
プラスチック粉砕機は機能性で選ぶのが一番！
今回は、プラスチック粉砕機の有名メーカーについてご紹介をしました。
プラスチック粉砕機を選ぶ際は以下の６項目に留意しながら選定していきましょう。
・処理対象物
・残量の有無
・処理量
・粉砕後の粒度
・防音設備の有無
・回収方法
そして、古いプラスチック粉砕機は、買取業者を活用して買取に出すのをおすすめします。
買取業者へ買取に出すことで新しいプラスチック粉砕機を購入する際の、買い換え資金を調達できます。
弊社無限堂の破砕機買取については、以下のページで詳しく紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
