アウトドアシーンや災害が起きて停電したときのために、発電機の購入を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方々には小型発電機がおすすめです。
また、災害の備えにはもちろん、日常でも使えるので小型発電機があれば生活の多くの場面で助けられます。
今回は、小型発電機の種類とメリットとデメリットをご紹介します。
発電機について
電気を発生させることができる機械が発電機です。
電気を作る仕組みは簡単で、発電機の内部でコイルと磁石を回転させ、それを電力に変換しています。
回転する力を生み出しているのがガソリンやカセットガスで、エンジンを動かすことで発電可能です。
以下では、小型発電機の活用シーンや種類について紹介します。
▼小型発電機の活用シーン
発電機を使われている家庭はそう多くはないです。
まずは、小型発電機がどのようなシーンで活躍するのかについて知っておきましょう。
〇災害時に
災害や非常時に停電したときの対策として検討している方も多いのではないでしょうか。
発電機を使用すると、長時間の停電時にスマートフォンやPCを継続的に使用することが可能で、家族間の連絡や安否確認に有効活用できます。
災害による停電は、被害規模が大きくなると復旧に時間がかかることもあります。
近年ゲリラ豪雨による崩土もニュースになりますが、直接被害にあわなくても住居が近隣だと長期間電気が使えなくて生活に支障をきたすこともあるのです。
〇防犯対策として
もし災害が起きれば、停電によって家の明かりが灯せません。
我々は、当たり前に明かりがある暮らしをしているので、照明が無い生活は不便なのはもちろん、防犯面においても危険です。
このような非常時に、防犯対策として小型発電機はその機能を果たします。
〇アウトドアやイベントに
小型発電機は災害時以外にもさまざまな使い方ができることをご存じでしょうか。
たとえば電源の無いところで調理をするフードトラックやお祭りの屋台での小型発電機が活躍します。
さらにアウトドアシーンでも発電機を備えていると発電機が電気を供給し、有効に活用できる場面が数多くあります。
また庭の剪定・清掃作業、屋外でのDIY作業で電気で動く工具の使用も可能です。
小型発電機の連続使用運転は5時間から10時間前後です。
▼小型発電機の種類
小型発電機は供給される電気の品質の違いで2種類に分けられます。
品質の違いを覚えて、自身に適切な発電機を選びましょう。
〇インバーター発電機
インバーター発電機は出力が常に一定している電気が供給できます。
家庭用電気と同じ品質で供給されるので、パソコンやスマートフォンなどの精密機械や家電製品に安全に使えます。
〇スタンダード発電機
スタンダード発電機は耐久性に優れているのでメンテナンス面も安心して使用できます。
小型で頑丈なので電動工具や工作工具にも使用可能。
供給される電圧や周波数が安定していないので、精密機器に使用すると故障の原因にもなり、注意が必要です。
▼小型発電機の燃料
小型発電機の主な燃料は「ガソリン式」と「カセットガス式」です。
それぞれの違いを把握して、用途や目的に合うモデルを選んで使用しましょう。
〇ガソリン式
ガソリン式はレギュラーガソリンを用いるので比較的安価に利用できる反面、燃料を購入する際に携行缶が必要になります。
低温でも安定して電力を供給できるのが魅力の1つ。
ただし、ガソリンは長期間の保存が難しく揮発性が高く危険物なので、取り扱いには注意が必要です。
〇カセットガス式
カセットガス式はスーパーやホームセンター、ドラッグストアなどの量販店で扱われているカセットボンベを使用するので、燃料の調達が簡単にできます。
ガソリンよりは取り扱いが容易で安全ですが、低温時にはガスが気化しにくい時もあります。
カセットガスは長く保管できるので使用頻度が低い災害対策に用いられることが多いです。
小型発電機のメリットとデメリット
小型発電機のメリットとデメリットについても把握しておきましょう。
上述したように、小型発電機は災害時にも使用できる優れものですが、デメリットもあります。
メリットとデメリットの両面を把握して、購入時の参考にしてください。
▼小型発電機のメリットとは?
小型発電機はだいたい600Wの出力を確保できるので、場合によって複数の家電を同時に使うことも可能です。
そして燃料を準備しておけば、急な停電でも対応できます。
災害時に使用できるのは非常に魅力的ですよね。
▼小型発電機のデメリットとは?
小型発電機のデメリットとしてまずあげられるのが、音がうるさいことです。
静音タイプであってもセミの鳴き声レベルの70㏈程度の音が発生して、住宅で使用すると近隣トラブルの可能性が考えられるので、注意をして使用しましょう。
次のデメリットは、小型発電機は構造上重量が重くなりやすい点です。
小型発電機はほとんどが10㎏以上の重量の製品で、持ち運ぶのが楽ではありません。
災害時に避難所など自宅から離れた場所で生活することになれば、持ち運びができるのかどうかは大切なポイントです。
小型発電機を使用場所にどうやって持ち運ぶかも想定しておくとよいでしょう。
それから、ガソリンやカセットガスを使用して発電をおこなうので排気ガスに一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素中毒を避けるために、屋内での使用は禁じているケースもあるので注意しましょう。
無限堂では、発電機の買取を実施しています。
ご自宅や職場にもう使っていない故障していて使えない発電機・電源供給機器がございましたら、ぜひ無限堂までお問合せください。
小型発電機を購入するなら無限堂へ!
今回は小型発電機の種類やメリットをご紹介しました。
小型発電機にはインバーター発電機・スタンダード発電機などがあり、燃料の準備さえあれば急な停電などに対応できるメリットがあります。
弊社無限堂では発電機の高価買取・販売をおこなっています。
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また、他の記事でも発電機に関する豆知識を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。