業務用エアーコンプレッサーを導入したい、もしくは古いものから新しいものに買い替えたいとお考えの方はいませんか?
エアーコンプレッサーは用途に応じて適したものを選ぶことが重要です。
今回は業務用エアーコンプレッサーの選び方について解説します。
業務用エアーコンプレッサーを選ぶときのポイント
業務用エアーコンプレッサーを選ぶときには、確認しておきたいポイントがいくつかあります。
総合的に見て用途に合ったものを選びましょう。
価格
予算に合う価格のエアーコンプレッサーを選ぶといいでしょう。
しかし安さだけを重視して選ぶと、性能が落ち、業務の効率性に影響を及ぼす可能性があります。
なお性能がいいものやタンク容量が大きいものは、価格が高くなりやすいです。
価格と性能のバランスを見て、適切なエアーコンプレッサーを選びましょう。
小型のタイプであれば5万円前後、業務用として一般的なサイズとなると10〜20万円程度が相場です。
大型のタイプや性能に優れているものは100万円を超えることもあります。
圧縮方式
圧縮方式は容積型とターボ型の2つに分けられます。
また容積型は仕組みの違いにより、さらにいくつかの種類があります。
それぞれの仕組みや特徴は以下の通りです。
給油式とオイルフリー式
レシプロ式やスクリュー式のエアーコンプレッサーの場合、空気の圧縮にオイルを必要とする「給油式」とオイルが不要な「オイルフリー式」があります。
給油式
コンプレッサーの部品は基本的に金属でできているため、潤滑油がなければ金属同士が接触して傷んでしまいます。
給油式はオイルがあるため稼働がスムーズで、効率的に空気を圧縮できます。
オイルフリー式よりも長時間連続で稼働でき、寿命が比較的長いのがメリットです。
ただし吐き出される空気に油が混じるため、油分を嫌う用途への使用には不向きです。
オイルフリー式
吐き出される空気がきれいでさまざまな用途に使用できるのがオイルフリー式です。
電子や半導体など精密機械を扱う環境ではもちろん、食品や医療機器を扱う環境でも用いられています。
騒音
家庭用とは異なり業務用ではそこまで騒音を気にしない方も多いです。
しかし種類によっては、かなり大きな稼働音のするエアーコンプレッサーもあり、近隣の迷惑になることも考えられます。
気になる方は防音タイプや静音タイプのエアーコンプレッサーを選ぶといいでしょう。
タンク容量
エアーコンプレッサーは空気を圧縮する工具であるため、空気を溜めておくタンクが必要です。
このタンク容量が大きいほど溜めておける空気の量も多くなるため、連続作業が可能になります。
ただし単に大きいものを選べばいいというわけではありません。
タンク容量が大きくなるほど機械も大型になり、持ち運びが困難になってしまうためです。
タイヤの空気入れや釘打ちで使用する場合は10L程度あれば十分です。
スプレーガンやタイヤ交換、エアーブローでほこりを吹き飛ばすときは30L程の容量があるといいでしょう。
業務用エアーコンプレッサーの使用例
業務用エアーコンプレッサーは以下のような場面で活躍します。
- タイヤの空気入れやタイヤ交換
- スプレーガンやエアブラシによる塗装
- ほこりや粉塵を吹き飛ばすエアダスター
- エアタッカーや釘打ち機
- サンドブラスト
エアーコンプレッサーは圧縮空気の大きな力を利用して、接続した機器を動かすものです。
そのため、いずれの用途でもエアーコンプレッサーだけでは使用できません。
どのような用途でどれくらいの時間使用するのかを想定し、最適なものを選びましょう。
買い替えるなら中古の機械は買取がお得
業務用エアーコンプレッサーの買い替えを検討している方の中には、古い機械の処分方法に悩まれている方もいるでしょう。
特に大型のエアーコンプレッサーはゴミとして処分するのが難しく、高いコストがかかることもあります。
中古の機械は買取に出すのがおすすめです。
電動工具の専門業者であれば、古いエアーコンプレッサーや故障しているものでも買取できる場合があります。
お手持ちのエアーコンプレッサーが買取に出せるのか知りたい方は、買取業者に問い合わせてみてください。
買取業者の選び方についてはこちらの記事をご覧ください。
古くなったエアーコンプレッサーは買取もあり!おすすめの業者は?
エアーコンプレッサーの買取は無限堂へ
今回は業務用エアーコンプレッサーの選び方について解説しました。
エアーコンプレッサーを買い替えるなら、古い機械は買取に出しましょう。
新しい機械の購入資金に充てられるかもしれません。
業務用・家庭用問わず、エアーコンプレッサーの買取は無限堂にご相談ください。